柿(かき)
西村早生に始まり富有柿まで品種も多く栽培されており、富有柿は高品質で豊富な生産量を誇ります。 なかでも志波地区で栽培された富有柿は「志波柿」と呼ばれ、鮮やかな柿色で濃厚な甘さが人気です。
西村早生
旬:9月中旬から10月下旬
肉質は堅めの「西村早生」は、甘柿の中では昔から食されている品種です。 果肉に黒っぽい「ゴマ」が入っているのが大きな特徴で、 一般的に黒くなっていない部分は渋いのですが、 肌に細かいすじがあるものが糖度の高い証拠です。富有柿よりも約1ヶ月早く熟します。
早秋
旬:9月中旬から10月中旬
果肉はやや軟らかく、緻密で果汁が多く、ほどよい甘みで食味は良好です。 柿の品種の中でも鮮やかな赤みが特徴の早秋柿は贈答品としても喜びの声をいただいております。
太秋
旬:9月中旬~11月下旬
「富有柿」をベースにして「次郎」と「興津15号」をかけ合わせた品種で完全甘柿です。 大玉で青いうちから食べられ、梨のようなサクサクとした食感で果汁が多く、糖度が高い魅力の品種です。 糖度が上がると果頂部から円を描くように筋「条紋」が入ります。この筋が入ると甘くなった目印です。 種が少なく食べやすいのも特徴のひとつです。
伊豆早生
旬:10月中旬から11月中旬
果肉はやや柔らかく、緻密で果汁が多い品種です。 地元朝倉では、栽培歴が長い品種のひとつで、本格的な柿シーズンを迎える先駆けとして食卓の彩に一役かっております。
貴秋
旬:10月中旬から11月上旬
近年栽培されるようになった比較的新品種の柿です。 歯ごたえがカリッとしていて、上品な甘みで風味良好です。 なめらかな口当たりが好みの方は、しばらく待って(日をおいて)食べると良いかもしれません。
太雅
旬:10月上旬から11月上旬
近年栽培されるようになった最も新しい品種の一つです。 果汁が多く果肉が柔らかいため食味良好の柿です。 新品種のため一般にはなかなか出回っていません。
秋王
旬:10月中旬から11月中旬
富有柿と太秋を交配した新品種です。 糖度が高く、サクサクした食感が楽しめます。種がほとんどありません。
松本早生
旬:10月下旬から11月上旬
王者・富有柿の早生品種である「松本早生」。「早生富有」とも呼ばれます。 旬のシーズンが富有よりも2週間ほど早いですが、同じように甘味があり、口どけの良い食感、ジューシーさも十分に堪能できます。 秋の季節を感じさせる一足早い贈り物としても喜ばれています。
太豊
旬:11月中旬から12月下旬
「太秋」を親にもつ大実品種です。 果汁が多く、サクサクした食感です。
富有
旬:11月上旬から12月上旬
「富有柿」は、甘柿の代表格。 柿の“王様”です。天皇への献上品にも選ばれたという長い歴史を持つ柿でもあり、色、果肉の柔らかさ、ジューシーさ、そして十分な甘味、どれを取っても王者の風格です。是非一度、ご賞味下さい。
冷蔵柿
旬:12月上旬から4月下旬
最盛期に収穫した富有柿を、一定の温度・湿度の状態で冷蔵保存した柿です。 美味しい富有柿を冬でも味わうことができます。一個一個、真空パックで個別包装されているので、清潔さと新鮮さを保持できています。 お買い上げ後は家庭の冷蔵庫の野菜室で保存可能です。
梨(なし)
福岡県は九州で有数な梨産地です。朝倉市は、日当たりのよい南向きの斜面、水はけのよい土、豊富な日照時間と梨づくりに最適な地域です。
梨狩りができる観光農園もあり、夏から秋にかけて、その時期ごとの種類の梨を求め、県内外から多くの人が訪れます。自然豊かな土地で育った梨は、驚くほど甘くてジューシー。また、農園の方との触れ合いや自分で果実を収穫する体験は、お子さんにとっても貴重な思い出になるはずです。
はつまる
旬:7月
極早生品種。果肉は黄白色で渋みは無く果汁は多く、酸味と甘みは幸水と同程度と、食味は良好です。
幸水
旬:7月下旬~8月中旬
「幸水(こうすい)」は、和なし生産の34%を占める最も生産量の多い品種です。 酸味は少なく糖度が高く、果肉は緑がかった黄褐色で柔らかく果汁も多いのが特徴です。
豊水
旬:8月上旬~10月上旬
「豊水(ほうすい)」は、甘みも酸味もある濃厚な味で、幸水よりやや大きめ、果汁が多いのが特徴です。
あきづき
旬:8月中旬~10月下旬
「新高×豊水」と「幸水」の交雑により誕生した赤梨です。 果肉は緻密で柔らかく非常にジューシーで多汁。酸味は少なく、甘味をしっかり感じることができるのが特徴です。
秋麗
旬:8月下旬~9月中旬
「幸水」と「筑水(ちくすい)」の掛け合わせで生まれた青梨です。 サクッとした食感で、酸味が少なく、甘みが引きたつ美味しさです。
二十世紀
旬:8月下旬~9月中旬
明るく緑色に近い黄緑色がさわやかな印象の梨です。 果肉は水分を多く含み繊細な食感で酸味がありさわやかな風味。 日持ちがしますので、お供えにもお使いいただけます。
南水
旬:8月下旬~10月中旬
「越後」と「新水」の交雑により誕生した赤梨です。果肉は比較的やわらかく、糖度が高く、酸味が少ないので甘味をしっかり感じられます。
新高
旬:9月中旬~11月下旬
甘みが強く果肉がかための「新高(にいたか)」 。 命名の由来は、なんと、新潟と高知の梨を掛け合わせて出来たからなのだそうです。 甘くて酸味も薄く、歯ごたえも程よく味自体は上品。形も大きい為、贈答用としても高い人気を集めています。
甘太
旬:10月中旬~11月中旬
「王秋」と「あきづき」を交配した晩生和梨の新品種です。 名前は、甘くて、果実肥大が良い(太)であることに由来します。 果肉は柔らかで、とても果汁にあふれて糖度が高く、甘いのが特徴です。
新興
旬:10月下旬~11月上旬
果肉はやわらかくて果汁も多く、甘さの中に適度な酸味があります。貯蔵性がよいのも特徴です。
王秋
旬:10月中旬~1月下旬
柔らかい果肉が特徴で、酸味は少なくすっきりした上品な味わいです。 縦長の形が特徴です。
にっこり
旬:10月上旬~12月上旬
「新高」と「豊水」を掛け合わせて生まれた赤梨です。 食べると思わず“にっこり”。とてもジューシーな甘みが、食べた人を“にっこり”させることからこんな名前になりました。酸味は少なく糖度が高めです。
愛宕
旬:11月上旬~12月
肉質はやや粗めですが果汁が多くてやわらかく、ほどよい甘味もありシャリシャリとした食味のよい梨です。
葡萄(ぶどう)
朝倉のぶどうは、おなじみの巨峰をはじめ、ピオーネやシャインマスカットなど、粒の大きさや糖度の高さ、みずみずしさで高い評価を受けています。周辺の果樹園では毎年8月上旬~9月下旬にかけて「巨峰狩り」が行われます。
ピオーネ
旬:7月上旬~11月中旬
「巨峰」と「カノンホール・マスカット」をかけ合わせてできた品種。「巨峰」と姿が似ていますが、粒が大きいのが特徴です。良く熟した果皮は真っ黒になり、甘味の強い味わいで人気があります。
巨峰
旬:7月中旬~11月中旬
ぶどうの王様ともいわれ、人気のある品種です。甘味が強くほどよい酸味があります。果肉がしまっていて多汁です。
シャインマスカット
旬:7月中旬~10月下旬
果肉は硬くしまりのある肉質で歯切れがよく、皮ごと食べられ、糖度が高く、酸味は少なめです。 粒が黄色っぽいものを選ぶとより糖度が高くしっかりとした甘さが楽しめます。
ブラックビート
旬:7月中旬~9月下旬
藤稔とピオーネをかけ合わせてできた品種です。ブラックビートはとても大粒で酸味と甘みのバランスがいい濃厚な味わいです。
藤稔
旬:7月下旬〜9月中旬
井川682号×ピオーネともに巨峰の流れをくむ、大粒ぶどうです。 グラマラスでボリューム感溢れるその粒は一粒あたり20~30g程度に育ちます。 繊維質が残らず食べやすく、果汁たっぷりのジューシーな味わいがありますが、甘すぎず、沢山食べられます。 口に含むとその大きさに得も言われぬ幸福感を感じられます。
ニューベリーA
旬:8月~10月中旬
「ベーリー」と「マスカット・ハンブルク」をかけ合わせてできた品種。糖度が高く適度な酸味がありさわやかでジューシーで濃厚な美味しさです。
ロザリオビアンコ
旬:8月中旬~11月上旬
糖度が高くて甘みが強く、酸味は控えめ。果汁が豊富でジューシーな食感です。皮は剥きにくいため、皮ごと食べるのがおすすめです。種が入っているので、噛むときは注意しましょう。
ゴルビー
旬:8月中旬~10月中旬
果肉がしっかりとしていて、大粒系で種がなく高糖度なぶどうとして近年人気が上がってきました。ジューシーで糖度が高く、酸味はあまり感じられません。 ゴルビーの名前の由来は旧ソ連のゴルバチョフ氏の愛称から名付けられました。
高妻
旬:8月中旬~10月中旬
ピオーネとヤンテニアルの交配種です。ピオーネに似た濃厚な味わいが特徴です。甘みが強くコクがありながら、後味はさわやかです。
翠峰
旬:8月中旬〜9月下旬
ピオーネ系品種です。とにかく一粒の大きさがとても大きくとても食べ応えがあります。固めの果肉はサクっとした食感で、さっぱりとした甘味です。
安芸クイーン
旬:8月中旬~9月中旬
果肉は適度にしまり、果汁が豊富です。甘みが強く、酸味は控えめで香りが良いです。
雄宝
旬:8月中旬~9月中旬
天山とシャインマスカットのかけあわせによって生まれた品種です。親の天山同様に極大粒で、糖度はシャインマスカット同様に高い。酸味は控えめで上品な甘さです。
瀬戸ジャイアンツ
旬:9月上旬~10月下旬
果皮には心地よい渋みがあり、甘みが強い果肉と口の中で混ざることで、絶妙な味わいを楽しませてくれます。
いちご
福岡県の代表的ないちご、あかい・まるい・おおきい・うまいの四拍子がそろった「あまおう」をはじめ、かおり野・天使のいちご・紅ほっぺ・さがほのか・よつぼし・恋みのりなど色々な種類のいちごがあります。
あまおう
旬:11月中旬〜5月上旬
「あまおう」は福岡県で育成され、あかい・まるい・おおきい・うまいの頭文字をとってネーミングされました。 果肉はかためで果汁たっぷり、甘味が強く濃厚な味わいです。
かおり野
旬:11月中旬〜5月上旬
香りがとても良く、「上品な香り」が印象的な為かおりのという名がつけられました。 果実は大きい円錐形で、果皮は橙色に近い赤色。果肉は中心部まで真っ白なのが特徴です。 甘みが強く、とてもいい香り、大果で果肉はジューシー。糖度が高く酸味はほとんどありません。
章姫
旬:12月上旬〜5月上旬
章姫は果実が長めの円錐形をしているのが特徴。果皮は濃橙赤色で、果実は少しやわらかめで口当たりがよく、果汁が豊富です。酸味が少なく甘味をしっかりと感じられます。
紅ほっぺ
旬:12月上旬〜5月上旬
「章姫」×「さちのか」の交配した品種です。かわいらしく、親しみやすい紅ほっぺという名前の由来は、「ほっぺが落ちるぐらい美味しい!」からきています。甘味が強くコクがあります。また、しっかりとした酸味があり、「甘酸っぱい」という言葉がピッタリです。
よつぼし
旬:11月中旬〜5月上旬
「よつぼし」という名前は、「甘味」「酸味」「風味」がよつぼし級に「美味しい」に由来しています。 甘味が強く、ほどよい酸味があるので甘酸っぱさを感じられます。
さがほのか
旬:11月下旬〜5月下旬
さがほのかは、佐賀で生まれたブランドいちごです。 さがほのかは果実が大きく、スリムな円錐です。果皮の色も艶があり、果実全体にしっかりと色づいています。酸味が穏やかで甘く、やや硬めの食感で心地よい美味しさを楽しむことができます。
恋みのり
旬:2月上旬〜4月下旬
恋みのりという名前は、「いちごを通して託された想いが叶うようにとの願いが込められている」というのが由来だそうです。 恋みのりは、果実が大きく、ややふっくらとした円錐形をした形が特徴です。 香りが強く、上品な味わいで酸味が少なく食べやすいです。
天使のいちご
旬:11月中旬〜5月上旬
真っ白な果皮が特徴の品種で、果皮の白色と種の赤色が美しく、中まで真っ白。香りも楽しむことができるいちごです。 酸味と甘さのバランスが良いです。
すもも
福岡県で栽培されているすももは、ハウス栽培から露地栽培まであり、5月下旬から9月まで味わえます。ほどよい酸味とほのかな甘さが絶妙な旬の香りです。 皮のまま丸ごと食べたり、冷凍庫で凍らしてシャーベットにして食べたり、ジャムや果実酒などに加工するのもオススメです。
大石早生
旬:6月中旬~7月上旬
大石早生は日本でいちばん栽培されている品種で、収穫した時は緑が多いですが、追熟させると赤みが増します。 ジューシーな果肉、さわやかな甘酸っぱさが人気です。
ソルダム
旬:6月下旬~8月中旬
すももでは珍しい緑色の果皮と濃赤色の果肉を持ち、甘味と酸味がバランスよく調和している品種。熟す前は外皮が緑色で果肉が赤く、熟すと外皮は赤黒く変化します。甘みと酸味がバランス良く、完熟に近づくにつれ甘味も増します。
貴陽
旬:7月中旬~8月中旬
貴陽は酸味と甘みのバランスがよい。大きさが特徴的で桃と変わらないサイズです。 果底部の雲紋がおいしさの証です。
太陽
旬:8月~9月中旬
食感はシャキシャキ、皮ごと丸かじりでき、弾けるような果皮の中から、甘酸っぱい果汁が口の中いっぱいに広がります。追熟させると、ひときわ甘く、濃厚な味わいになります。
桃(もも)
福岡県で栽培されている桃は、ハウス栽培から露地栽培まであり、5月から8月中旬まで味わえます。品種によって早生種、中生種、晩生種に分類されますが、それぞれに違った味わい、食感などが楽しめます。 上品な甘みを堪能できる桃は、1度食べるとやみつきになる美味しさです。
日川白鳳
旬:6月下旬〜7月上旬
早生白鳳の一種です。果肉がやわらかく、果汁がたっぷり口の中に広がります。ジューシーな食感を楽しめます。
千曲
旬:7月中旬
芳醇な香り、したたる果汁。濃厚で口の中に広がるジューシーな甘さが特徴です。
あかつき
旬:7月上旬〜中旬
肉質は締まっていて緻密、果肉は甘みが強くてほどよい酸味もあり、果汁を豊富に含んでいます。やや硬めの品種なので日持ちがいいのもポイントです。
なつおとめ
旬:7月中旬〜下旬
酸味が抑えられているので、甘みを存分に楽しめます。果肉は締まっていて食べ応えあり。糖度が高く、人気の品種です。
黄金桃
旬:8月上旬〜中旬
果皮・果肉ともに黄色の品種です。強い甘みとほどよい酸味があり、濃厚な食味です。
おいしい果物(くだもの)
柿やぶどうのほかにも、朝倉には魅力的なフルーツが豊富にそろっています。 味や出来栄えにはフルーツの本場ならではのこだわりがあるものの、年間を通して比較的に少数生産の場合が多いので、 中には常連のお客様が毎年チェックを欠かさないほどの人気商品もあるほどです。
栗
旬:8月下旬~10月中旬
栗は、秋到来を告げる季節の味覚。鮮度を見分ける秘訣は、おしりの部分の色にあります。 黒ずんでいない黄土色っぽいものが新鮮な証、店頭でしっかりチェックしてみてください。 季節の大好物「栗ゴハン」はもちろん、モンブランや栗金団など本格的なデザート作りなどにもお役立て下さい。
無花果
旬:8月上旬~10月中旬
無花果(いちじく)は、クワ科いちじく属の植物です。いちじくの中にある、小さな粒は、果実ではなく花です。実に見える部分の中に花を咲かせます。外からは花をつけないように見えるため、漢字で「無花果」と名付けられています。豊かな甘みととろっとした食感が特徴です。 「ドーフィン」は甘味が強く、酸味もほどよくバランスがいいのが特徴です。2007年から新たに販売された「とよみつひめ」は、従来のイチジク品種にない甘さ、ジューシーな食感が特徴です。甘い香りと味わいは、まさにいちじくの女王です。
キウイ
旬:11月〜2月下旬
酸味がありますが、よく熟したものは甘みがでます。半分に切ってスプーンですくったり、皮をむいたりして、そのまま食べます。ジャムやジュースにしてもおいしい果実です。
スイートスプリング
旬:12月〜2月
「はっさく」と「温州みかん」を掛け合わせてできた品種。 表面はゴツゴツとして皮が硬いのに、中身は鮮やかなオレンジ色。 苦味や酸味も無くすっきりとした甘さとジューシーさ、そして香りが味わえる人気急上昇中の果物です。 まだまだ栽培が難しいので生産量は少ないのですが、貴重な贈り物としても喜ばれることでしょう。
甘夏
旬:1月〜5月下旬
甘夏は夏みかんと比較すると、少し小さくつやがあり、ほろ苦さと甘酸っぱさが混じり爽やかな風味が特徴的な柑橘です。皮はやや厚く包丁で切れ目を入れたほうが剥きやすいです。薄皮も厚いので剥いて実を食べます。皮ごとマーマレードやジャムにしても美味しいくいただけます。
八朔
旬:12月中旬〜4月下旬
パリッとした歯ごたえとほろりとした苦味のする“大人の味”。皮は硬めですが、手でむいて食べられます。旧暦の8月1日になると食べられることが「八朔(はっさく)」の由来ですが、食べ頃は年明けです。サラダに乗せるのもおススメです。
はるみ
旬:1月中旬〜4月上旬
清見にポンカンを交配して育成されました。プチプチと弾ける大粒果肉は、甘くて果汁がたっぷり。ポンカン系の非常に爽やかな味わいです。 外の皮が柔らかく、手で簡単に皮がむくことができます!種が少なく中袋も薄いため、丸ごとパクパク食べられます。
はるか
旬:1月中旬〜4月上旬
果実の形が扁球で、果皮色が黄色いはるかは、レモンのような見た目に反して酸味が少なく、ゴツゴツとした、皮からは想像できない上品な甘さで、酸味の少ないぷるっとした食感が人気です。
パール柑
旬:12月下旬〜4月下旬
文旦の血を引いていることから、見た目は文旦にそっくりです。パール柑は、とても爽やかな香りを持ち、甘酸っぱさがクセになります。一粒一粒がプチプチとはじける食感があります。パール柑の皮はピールなどのお菓子に使えます
晩白柚
旬:12月中旬〜3月中旬
柑橘類の中でも特に大きい実をつける「文旦(ぶんたん)」という品種の仲間で、直径約20~25センチ、1個あたり2キロ前後もの大きさに育つのもあるそうです。 皮は驚くほど分厚いものの、中の果肉はぷりっとジューシー。苦みやえぐみが控え目なので食べやすく、上品な甘みとほどよい酸味を楽しむことができます。
おいしい野菜(やさい)
道の駅の物産館といえば、新鮮な野菜が代名詞。毎朝、種類豊富な品々が店頭を賑わします。 くだものに比べてハウス栽培も多く、収穫時期を限定しないものがほとんどですが、珍品種や少数生産など、目が離せない内容がいっぱいです。
トマト
旬:1月〜12月
日本では、「桃色系トマト」の完熟品として「桃太郎」という品種が現在いちばん多く出回っています。 熟してもしっかりした果実で、果肉がくずれにくい品種として開発されました。
茄子
旬:4月上旬〜11月下旬
丸形やきんちゃく形、ひと口サイズの小なすから、中国産のへびなすのように長さ50センチもあるものまで、 その形はバラエティに富んでいます。世界に目をむければ、色も紫、白、黄、緑、まだらなどさまざま。 日本でも地方に在来品種が多くあり、西日本に多いのは、津田長、博多長、久留米長などの長なす類です。
南瓜
旬:6月〜1月中旬
江戸の昔から、冬至の日にかぼちゃを食べると、かぜや中風にかからないとか、福がくるなどといわれてきました。 先人は太陽の恵みをたっぷり受けて完熟したかぼちゃを冬至まで保存し、緑黄色野菜の少ない冬場に備えたのだそうです。
冬瓜
旬:7月下旬〜11月中旬
「冬」という名がつきますが、れっきとした夏野菜の冬瓜(とうがん)。 その名は、保存に適し冷暗所に置いておけば冬まで貯蔵できることに由来しています。 水分が豊富で、体熱を下げる効果もあるので、夏バテしがちな季節にうれしい野菜です。
苦瓜
旬:8月〜9月
江戸時代に中国から渡来し、観賞用に栽培されたことが起源で、元来は完熟したものを晩秋に果物として食べていました。 しかし、沖縄県では「ゴーヤー(苦い瓜の意)」と称され、未完熟のものを夏野菜として食べており、この食べ方が広く普及したので、現在では夏の野菜として捉えられるようになりました。 インドではピクルスやカレーに、中国系の人は蒸した果実を薄切りにし醤油をかけて薬味に、沖縄では代表的名ゴーヤーチャンプルになど、苦みの好きな人にはたまらない食材です。すぐに使わない場合は、中の種とワタをとってラップに包み冷蔵庫の野菜室で保存できます。
銀杏
旬:10月〜3月
イチョウの実は銀杏(ぎんなん、ぎんきょう)といい、茶碗蒸しなどの具に使われたり、酒の肴としても人気があります。 西洋語での表記 “Ginkgo” は、西洋人が「ぎんきょう」を聞こえたままに書き写したもの(”Ginkyo”)を誤記したものだと言われています。 ギンナン(イチョウ)にも栽培品種があり、大粒晩生の藤九郎、大粒中生の久寿(久治)、大粒早生の喜平、中粒早生の金兵衛、中粒中生の栄神などが主なものとして挙げられます。 茶封筒に入れ、レンジで加熱するだけでできる簡単な調理法もぜひお試し下さい。
オクラ
旬:6月中旬〜11月上旬
独特の粘り気とシャキシャキとした食感のオクラ。 採れたてのやわらかいものは生で食べられますが、 加熱して調理することが多いです。
サラダ南瓜
旬:9月〜11月
サラダ南瓜(コリンキー)は、生のまま食べれる不思議なかぼちゃです。 普通のカボチャのように煮て食べてもホクホク感はありません。 レモン色の果皮で柔らかく、皮ごとスパスパ切って使えます。 調理方法は、短冊に切り、軽く塩もみをして水洗い後、サラダやマリネ、フライパンで焼いてなど様々なアレンジを楽しめます。 彩りもきれいなので、食卓を飾る話題性は十分の逸品です。
かぶ
旬:11月〜5月
冬の季語でもある「カブ(蕪)」。糠漬けなどの漬物や味噌汁の具などで使われる球形の白い(※赤い品種もある)根のほか、 「スズナ」と呼ばれる葉も食用で広く食されており、春の七草にも入っています。 根は生のままでは硬いですが、汁物の中に入れるなどして加熱すると柔らかくなるので、美味しく頂くことができます。
茗荷
旬:7月〜10月
日本を含む東アジア原産のしょうが科の多年草のことで、一般的に、根茎から出る卵形の短い花穂の部分を「みょうが」と呼んでいます。 今では促成栽培に成功し年中出回っていますが、露地ものは夏から秋にかけて収穫されます。 冷奴などの薬味として、最高の引き立て役をこなしますが、あまり多くは食べれないので保存法は要チェックです。
蓮根
旬:10月〜5月
ハスの地下茎が食用となったのがレンコンです。 輪切りにすると穴から「先を見通す」ことができるので、縁起の良い食材として正月のおせち料理などにもよく使用されています。 煮物、キンピラが定番ですが、天ぷら、レンコンチップスのような揚げ物、酢と相性が良いので酢レンコン、ちらし寿司の具としても広く使われています。
里芋
旬:8月〜4月
山地に自生していたヤマイモに対し、里で栽培されることからサトイモという名が付いたといわれます。 晩夏から秋にかけて収穫され、地味な存在ながら煮物の材料として、日本では非常にポピュラーな存在です。
芋幹
旬:7月〜11月
芋幹(いもがら)とは、里芋の茎の部分のことをさします。 皮を剥き天日で乾燥させたものは、非常時の保存食として戦国時代からよく知られていて、干しズイキとも呼ばれます。 生いもがらは、柔らかくえぐ味がないので、刺身のつまにしたり、酢の物や煮物にしたりと幅広く活用されます。主に夏ごろに出回ります。
零余子
旬:8月〜12月
一般的には、ヤマノイモのむかごのことを指しています。 塩でゆでる、煎る、米と一緒に炊き込むなどの食べ方があって、油でいるとビールのおつまみに最高です。 古くから食される食材で、「零余子飯」は秋の季語にもなっています。
自然薯
旬:10月〜12月
いわゆる山芋の代表格で、日本の山野に自生していたものが原産です。 長いものは地下1m以上になり、天然のものは掘り出すのが大変なので非常に貴重です。 山かけごはんやとろろそばなど、自然の恵みの御馳走ですね。
山菜
旬:3月〜5月
土筆(つくし)3月〜4月、蕗の薹(ふきのとう)1月〜3月、タラの芽3月〜5月、蕨(わらび)3月〜6月、筍(たけのこ)3月〜5月、ほか春のごちそうの山菜は、山野に自生する植物です。 春になると山野で土筆やふきのとう、蕨や筍などの山菜が芽を出します。特に竹林に囲まれた杷木地域は筍が多く、山で採れた筍はやわらかく味も格別です。 お召し上がりの際には下処理が必要です。収穫量はごくわずかで限られた時期にしか採れず、店内に並ぶ期間は短期間の場合があります。 出荷状況についてお気軽にお問い合わせください。
水菜
旬:10月〜2月
水菜は、京野菜のひとつで淡い緑色でギザギザとした葉、シャキシャキした歯ざわりが特徴です。 味に癖がないため、和え物・鍋物・サラダ・汁物・煮物などにひろく使われてます。 生のままサラダで食べるのも一般的になっています。
小松菜
旬:7月〜10月
旬は冬で、関東地方ではハクサイとともに冬の野菜の代表格にあげられ、東京風の雑煮には欠かせない野菜です。 ホウレンソウと似た使い方をされることが多く、あくが少ないので扱いやすい野菜とされています。 葉の緑色が濃く、茎が太くしっかりしているものを選ぶのが秘訣です。
小葱
旬:5月〜2月
こねぎとは、葉ネギを若取りしたものを指し、細ねぎ、万能ねぎなどとも呼ばれます。 薬味として生で使ったり、炒めたりしてもおいしいです。
ほうれん草
旬:10月〜8月
ほうれん草は冬が旬です。緑黄色野菜の代表格です。 和風のおひたしから、バター炒めやパスタの具材などの洋風まで、幅広く食卓で使って頂きたい定番野菜です。
白菜
旬:10月〜3月
浅漬けやキムチなどの漬物として、また鍋物全般などには欠かせない食材である白菜。 国内ではダイコン、キャベツの次に生産量が多く、冬の旬野菜の代表格です。霜に当たることで甘みが増し美味しく頂けます。
加工品(かこうひん)
地元あさくらで育てた豊富な食材を活かした加工品は、お買い物を楽しむための大事なキーワード。 地元生産者が各家庭で手づくりで作っているので、昔懐かしい「おふくろの味」がご賞味いただけます。
柿チップ
杷木で採れた柿のみを使用して作られた「柿チップ」。乾燥させることで柿の甘みとうまみがぎゅっと濃縮していますので、 噛むほどにおいしさが口の中に広がります。一度食べたら癖になる大人気商品!お土産に、お子様のおやつにも最適です。是非ご賞味下さい。
乾物各種
干したけのこ・切干大根・干し芋がら乾燥しいたけ、きくらげ、菊芋など、水で戻して煮物など料理に使えます。豊かな自然の恵みを凝縮した乾物です。
干柿
秋の甘味で長年愛されているものと言えば、やはり干柿。 民家の軒先に並んでいるイメージが多少レトロさも感じさせますが、実は奥深い食べ物なのです。 数年かけて熟成されたものは海外の美食家も取り寄せるエピソードがあったりと、実は注目されている干柿。 原鶴名産の柿ならではの深い味を、是非お試し下さい。
民芸・工芸品(みんげい・こうげいひん)
豊かな森林に恵まれ、樹や葉など、自然資源の効用を生かしたアイデア商品も多く作られています。 また、古くから栄えた土地ならではの伝統的な職人の技、そのジャンルも多岐に渡っています。
竹酢液
「竹酢液」とは、竹炭を焼く際に出る煙を冷やして抽出した竹のエキスです。 様々な成分が複合的に働き、殺菌・止痒・消炎・消臭・抗酸化性など様々な作用があります。 お風呂に入れると、ミネラル成分が体を活性化させ、血行を良くし、お肌は、ツルツル。 「竹酢液」以外にも、他の木からつくった「木酢液(モクサク)」が販売されています。
竹箸
国産孟宗竹を使用し、一本一本を職人の手で丁寧に仕上げています。
木工品
ケヤキ、イチョウ、クス材などを使用したテーブル、まな板、置台などあります。
陶器
花瓶、湯呑み、茶碗など手づくりの陶器です。 お気に入りの器を見つけて下さい。